波導の勇者

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BS襷ジャローダ単体考察

こんにちは、ルカです。
今回は私がS6から使い続けているジャローダの育成論を書いていきたいと思います。


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《調整》

H68 B188 S252

《技構成》
リーフストーム みがわり へびにらみ やどりぎの種


基本ゴーリと組んでおり、初手だしを想定しています。



テテフの特化PFサイキネが~157なので、それを確定で耐えることが出来る調整。これにより初手ジャロテテフ対面での型判別が簡単になります。



襷まで削れる→眼鏡
抜かれている→スカーフ
襷まで削れずに上をとれている→Zor襷



これがわかるのはオニゴーリを動かす上で割と重要で、挑発をケアする立ち回りができたり、型が分かるとフリーズドライの大体のダメージを把握することもできます。



またここまでBに割くことで襷が割れているときの行動保証をとりやすかったり、ミミッキュの影打ちでみがわりが割れない。陽気グロスの攻撃をバレット込で耐える(宿り木を入れられる)等々……かなり信頼できる固さと仕事が行えます。



そもそも、起点をつくったら、相手を突破して裏に上から処理されるという状況を避けるために基本目の前の敵は倒したくないので、そこまで火力がほしいと思う場面がありません。



そこで、襷がなくても仕事がしやすくなる耐久振りがよいのではないかと、Cを振らない襷ジャローダを考案しました。


冒頭で基本的に初手出し、と書いてありますが、例えば砂パ等にはストッパー的に裏から出すことが多く、また初手に麻痺をいれたあと相手の裏を見てジャロをとっておくといった動きをすることもよくあります。



そんなジャローダをS11まで使っていたのですが、最近初手対面瞑想コケコをリフスト×2で突破できず

瞑想→めざぱ→めざぱ

で返り討ちにあり、裏のゴーリもZで落とされるというようなことが増えてきました。そこで、少しCに振り乱数有利で勝てるような調整をほどこし、S12は若干Cに割いたジャロを使用していました。



変更後の努力値がこちら


H52-B164-C36-D4-S252


HDテテフの特化サイキネ耐え(襷発動で眼鏡)※~156


C 適当に見つけた瞑想コケコを、あいてD1の時乱数3(7割) 無振りガッサリフスト確定2(C20振りから)

※リフスト+C2リフストは実質的にリフスト3発なので、計算では恐らくC0+C2では乱数が落ちますが大体中乱数2発

流し見したなかでも耐久に結構振ってるやつを元に調整したので、はずしがない限りほとんど突破してくれました。


S最速



Hを低くしているのは宿り木の回復量意識です。総合耐久は落ちますが、わりと体力が低いことの恩恵は感じているので低くしています。


Bを落としたことで特化砂ドリュのステロ込鋼Zなどを耐えなくなりましたが、それ以上にコケコをリフスト2発で落とした場面が多かったので正解だったと思います。はずしは詰み。


さて、技構成についてですが、これはそれぞれに役割があり変更は基本的にないと思っています。せいぜい、みがわりを挑発に変える程度でしょう。


1つずつ説明していくと



リーフストーム

一致メインウエポン。半減でも複数回打てばかなりの負担になり起点になりにくくまた全抜きも狙える。唯一の攻撃技だがppが少ない。確定技。


・へびにらみ

地面に通る命中100の麻痺撒き技。これがあるから使っているといっても過言ではなく、語るまでもない確定技。


・やどりぎのたね

麻痺だけだと裏のゴーリを出したときに麻痺待ちがかなり運たよりになるので、守るを挟まざるを得なくなってしまうが、そこで下げられるという択にもなる。その択の解消として非常に便利な技。

残飯+やどりぎで毎ターンみがわりを押していれば相手が全部動かない限りほとんど負担なしにみがわりを残すことができる非常に有用な技である。

またフィールドで麻痺を阻害する相手へのジャローダ自身のやどみがによる時間稼ぎも可能で、バトンに
うったり、ステロ吠えるをしてくるエアームドカビゴンにうつことでその場を流すことも可能。

さらにオニゴーリが強く呼ぶヤミラミヌケニンのような受けループへの回答にもなる。


・みがわり
例えば麻痺を撒いて襷が割れたジャローダが目の前の敵にやることがない、そんなときに打つ技。みがわりを残さずに突破してしまうと、裏の速いポケモンに処理されてしまうが、みがわりを残すことで行動保証を取り戻し、裏からきたやつにも麻痺を入れることが可能。

Z透かしや補助透かしにも便利で汎用性が高い。

やどみが+リフストの抜き性能と行動保証による起点作成能力を産み出すことが可能で、ジャローダ単体で相手を壊滅させることも時にはあるほど強力。

しかし、例えばボーマンダなどにへびにらみを入れて宿り木もいれたとしても、舞われてしまうと羽で回復が追い付かれオニゴーリよりも速くなってしまう。

そういう場面においては挑発が有用であるため、一応この枠は変更もなくはない。





最後に軽く利点と欠点をまとめると


・利点
信用可能な固さから複数回の行動や後だし性能の確保、並びに襷が割れても動きやすい。

・欠点
皮残し無振りミミッキュなど、本来Cに振っていたらリフスト2発で落とせる相手に対面で勝てない。

身代わりを壊せないことがある。

です。



短い紹介でしたが、ここまでお目を通していただきありがとうございます。それではまた。