【ポケモンSV】最高2138 クッションサイクル塩イルカ【シングルS3】
こんにちは、ルカです。
S3でレート2100を達成したので供養も込めて構築を公開しようと思います。
今期は最終日が平日であった為2100に乗せた後はそれ以上潜らずすぐ寝てしまいました。
〈使用構築〉
〈最高レートと最終順位〉
最高レート2138
最終順位 153位
〈コンセプト〉
・削り+高速アタッカーでスイープ
・有利な相手はサイクルで、つらい相手は対面選出
〈個体解説〉
キョジオーン
持ち物:食べ残し
特 性:清めの塩
性 格:腕白
努力値:H236 B36 D224 S12
技構成:塩漬け 自己再生 守る のろい
テラス:霊
HD: ハバタクカミの臆病C252妖テラスムンフォを守る挟んで再生で受かる程度
HB: 特化セグレイブの巨剣突撃を残飯無しで2耐え
S : ラッシャ意識
構築の軸。7~8割選出して構築の受け役と削り役を担ってくれた。
S12振りは地割れヘイラッシャに地割れされる前に最低でも塩漬けするため。身代わり塩はこれより速いのでミラーではあまり役に立たない。
霊テラスのろい以外は相手の身代わりに対してできることが少なすぎるため霊テラス。たとえばクエスパトラなど身代わりで崩しにくることが多いため、のろい無しでは使えないと感じるほど。またサーフゴー以外のマント持ちへの圧やサイクルの詰めでも重宝した。
呪いではなく鈍いのほうでも、カイリューやセグレなどに対抗する手段や有利な盤面で一度ABを上げることで塩漬けの威力や耐久力の補強になるため残飯型であるならば採用しない手はないだろう。
守るは残飯や塩漬けと相性がよいので必須であるため技構成は自然とこれに収まった。
守るはみせることで相手が守る読みのアドを取りに来ることが多いが、逆に相手の行動を誘導する手段となるので5分状況では積極的に読むことが多かった。
最終日より前はメタられる事が非常に多かったが、なぜか最終日だけ対策がされていないように感じた。
Dラインは中盤以降ハバタクカミが眼鏡しかいなくなっていたので調整の意味があまりなかった。しかしDに寄せるべきだと考えているし、HBラインも削れないため変更は無し。
イルカマン
持ち物:拘り鉢巻
特 性:マイティチェンジ
性 格:陽気
努力値:A252 B4 S252
技構成:クイックターン ジェットパンチ ウェーブタックル インファイト
テラス:格闘
クイックターンとジェットパンチのサイクル下での性能を評価して採用。ツツミ以外のパラドックスにある程度の有利がとれている点が優れていると感じ、今期はずっと使っていた。
性格については自信をもってクイックターンを押すために最速。環境に多いポケモンではないが、構築でややサザンドラが重たいためサザンの上をとれているのは大切だと感じた。他にもデカヌ等の中速ステロ展開などに対して裏のキョジオーンと合わせて安全に変身できる点も評価できる。
テラスタイプはインファイトの威力を高める格闘。この構築は基本的にキョジオーンにテラスを切りたいため、それ以外のポケモンはテラスタルしなくても活躍できるようにしている。そのため通る場面でアドがとれると感じた時くらいしかテラスタルする場面はなかった。
そもそもテラスを切る場面が少ないので耐性変化できることと、やや重たいセグレイブなどに塩をださない選出をした時、初手セグレ対面でナイーブ状態のテラスインファイトを押す場面もそこそこあった。それが通る時は大抵勝てていたので格闘で良かったと思っている。(ナイーブ無補正A252テラス鉢巻インファイトはH252セグレイブまでは抜群の時確定1発)
塩が猛烈に呼ぶサーフゴーなどに高火力の水技を押し付けてサイクルで有利をとる使い方をする場面が多かった。
そのため最大火力のウェーブタックルはあまり打たないが切れない技であるとも感じた。
今回はルカリオが居ないためルカ枠でもある。
キノガッサ
持ち物:毒毒玉
特 性:ポイズンヒール
性 格:腕白
努力値:H252 B252 S4
技構成:気合いパンチ 守る 身代わり やどりぎの種
テラス:水
今期序中盤あたりから使用。霊キョジオーンの重たいドドゲザンや地割れヘイラッシャへの勝ち筋として採用した。
また相手の塩に対して塩漬けをポイヒで相殺でき、宿り木持ちであるため圧倒的に有利であることも評価できる。
この調整だとHPが8n+3以内でなくなるため守ると身代わりを繰り返すと1ずつ体力が減ってしまう。しかしHP実数値を163にすると乱数が動く場面が多いためHP実数値167で使用していた。
体力が減ることのデメリットはほぼなく、あえて挙げるならギリギリ身代わりが貼れる場面で守ると身代わりを繰り返すことができなくなることだろうか。実際にそのような場面には一度もなっていない。
構築が、塩をみてイルカマンを呼びやすく、また初手に来やすいため合わせて身代わりを置くだけで勝利した試合もいくつかあった。塩と同じくサーフゴーが重たいが塩とのタイプ的な補完も優れているためかなり使いやすかった。
塩が通らなさそうな構築に塩のかわりに投げたり、塩だけではサイクルが辛い時に合わせて投げることが多い。このポケモンはTODを勝ち筋にすることが多いため、選出の際は必ずタイマーをセットしていた。
ワンウエポンは最大打点でPPも多い気合いパンチを採用。確定後攻技であるため、遅いまもみが(特に身代わり持ちの塩)を崩せたりアーマーガアの羽休めを許さないことが強い。またA無振りでもかなり火力がでるためポイヒであるならワンウエポンはほぼほぼ気合いパンチにするべきだと考えている。しかしたまにあたるポイヒガッサで気合いパンチを持っている個体は見なかった。
気合いパンチは身代わりと合わせると邪魔されることなく打てるため有利な相手に身代わりをはり裏を気合いパンチややどりぎで削るサイクルはシンプルに凶悪。
ただし身代わりがないと成功しないのが弱点である。故に相手のテクニガッサが種マシンガンを連打してくるとしんどい。
体力有利をとってかつ、相手に挑発やアンコール、後攻とんぼなどがない時は即TODを仕掛けていたし、実際崩されることもなかった。
いわゆるセグカミラッシャ系の構築は選出に挑発やアンコールが絡まないことが多かったため初手で宿り木を当てたらTODで勝ちという場面がいくつかあった。
ただ守ると身代わりを繰り返すのは時間配分を気を付けなければエフェクトが乏しくTODがギリギリになるので最序盤からTODを狙う際は注意が必要。
サーフゴーに対しても先に数的有利をとっていたら打点がなくとも守ると身代わりで時間を稼げば勝てるので、サーフゴーが居るから投げないというようなことはしなかった。
イージーウィンや安定勝ちを多く作ってくれた反面、なにもできないこともあるので使い方が肝心である。
Sについては低いほうが強いがアマガやドドゲマリルリ等50族、ラウドボーン辺り以下にすると面倒なので変な調整はせずに無補正無振り。一度マリルリに上をとられたが基本種族値通りのS関係だった。
テラスタイプはセグレの氷柱針意識で氷半減かつ地面が抜群でない水。最初はフェアリー半減に出来る炎だったが不便に感じたので後半で水に変更。
テツノワダチ
持ち物:とつげきチョッキ
特 性:クォークチャージ
性 格:生意気
努力値:H252 D252 A4
技構成:地震 アイアンヘッド 叩き落とす ボルトチェンジ
テラス:草
対サーフゴー/ハバタクカミ枠
この2体はどちらかがほぼほぼ相手の構築にはいっており、なおかつ選出されるためかなり活躍した。
サーフゴーとハバタクカミに投げて気分で叩きとボルチェンを押しつつ裏の高火力エースでサイクルを破壊することしかしていない。
マントを叩いて塩漬けで詰める動きは数えるほどしかしていないが、叩きを見せることでマント持ちの居座りを抑制しボルチェンが通るという場面は多くあった。
テラスタルはロトム絡みや地面に対して辛いときのみ切ることがあった。
ややSが高いため下降補正をかけていてもたまにサーフゴーの上をとっていたが、上をとっているならとっているで良いので気にせず6V個体を使用。
相手のジバコイルやハラバリーなどにめっぽう強く、クエスパトラのルミナコリジョンを誤魔化す際にも活躍した。
こいつが居るからキョジオーンを使ったといっても過言ではないくらい、サフゴやカミに対して優秀なクッションであった。
セグレイブ
持ち物:気合いの襷
特 性:熱交換
性 格:意地っ張り
努力値:A252 S252 H4
技構成:巨剣突撃 氷柱落とし 地震 氷の礫
テラス:氷
対面選出をしたいときに選出。あるいは塩で削ったあとに行動保証のあるスイーパーとしての役割もあった。
強いが環境に多すぎて素直に初手対面で勝たしてくれることはあまりなかった。性能が壊れているため採用し得であると思う。
テラスはドラゴンでも良いかもしれない。今回は礫強化の氷テラスにしてある。
氷技は氷柱針を信用していないことと怯みの上振れを狙って氷柱落とし。
ハバタクカミ
持ち物:拘り眼鏡
特 性:古代活性
性 格:臆病
努力値:H4 C252 S252
技構成:ムーンフォース シャドーボール エナジーボール サイコショック
テラス:妖
キョジオーンワダチ@1の枠としてスイーパーと火力押し付けの役割。塩で削り、塩対策にワダチのクッションからカミを投げて火力を押し付ける使い方が多かった。
素直に対面選出をする時も強く、最初はブーストエナジーの瞑想で使っていたが、速効性のある火力が欲しくなり眼鏡に変更。そのかわりツツミやクエスパトラが重くなった。
範囲と速さと火力でかなり受けにくく削ったあとのスイーパーとしてイルカとならびそうとう活躍してくれた。
使い分けとしてはサイクルしたいときはイルカ、対面的に塩を使う時はカミを投げる。
Sを落とす理由はないため最速。ミラーはワダチがいるため有利だった。
〈まとめ〉
重い相手としてイダイナキバとコノヨザル、アンコール持ちのツツミやブジンなど。
イダイナキバやガブリアスが鉢巻をもって突っ込んでくることへの対応が難しいことが構築の一番の欠点。
コノヨザルはビルドと場作りの見分けが難しくビルド型はガッサに初手ビルドしてポイヒを見てから挑発してくるが、場作りは電気玉をなげてきたりするためかなり困っていた。
眼鏡ツツミは守るを駆使して気合いで対処していた。中盤多かったがガッサを絡めていかようにも対処できたが後半はクォークチャージ持ちのアンコール個体ばかりだったように感じる。
構築に命中不安が少なくストレスはあまりなかったが、選出や立ち回りで択になることが多くどのみち不安定な構築であったのが反省点。
選出はイルカ塩ワダチ/塩ワダチカミ/セグレ塩カミ/イルカワダチカミ/ガッサ塩@セグレ以外のパターンがほとんど。
言い訳だが、、、今期は最終日が平日なのでそこまでやる気がなかった。ただ最終日に2000あったので勿体ないと思い無理のない範囲で夜に潜りそこそこ勝てて21達成。満足して寝たのだが早起きしたので負けるまでやろうと決めて21から潜り2勝後1敗で撤退。
来期は最終日が休日なので頑張りたいと思っているが、アプデによりテラピース50個の要求がかなりしんどいのでどうなるかは不明。
そろそろSVでも2桁のっときたい。
ここまで見てくださりありがとうございました!