【剣盾シーズン2】電気玉ルカリオ入り対面サイクル ダルマガアバンギ【最終47位】
こんにちは、ルカです。8世代のシングルバトルランクマッチ・シリーズ2-シーズン2の構築記事です。
私はルカリオが好きなので、ルカリオ入りの構築記事をこれからも書いていきたいと考えています。
よろしくお願いします。
本ブログではアイテムや技名、ステータス等の表記に一部略称を用いています。また、個体は全て理想のものを想定しています。
最終順位
47位 161勝 98負 勝率62%
パーティ紹介
ルカリオ
持ち物:でんきだま
特 性:精神力
努力値:H236 B20 S252(↑)(A下降補正)
技構成:投げつける 命懸け てっていこうせん 岩石封じ
HB~珠陽気A252ミミのダイフェアリー(じゃれ+かげ)確定耐え 特化だとダイフェアリーで乱数1発(50%)
HD~C252ドラパの放射媒体ダイバーン乱数1発(68.7%)
S ~最速
ルカリオとして強い型を考えた時、広い範囲で殴り合うのは違うと考えた。
理由としてミミサザンより遅いSと、低耐久で襷を持たないと勝てる範囲が相当狭いことだ。
加えて陽気で襷を持つとH252ダイマックスバンギにインファを確定耐えされてしまう程度(意地でも37%の乱数) に火力がまったく足りないこと。少ないがボディプレ持ちナットなどには対面ですら負けてしまう。
ヒヒダルマは基本とんぼから入ってくることが多く、仕事ができないことが多い。
襷を持たせればたしかに一定の働きができるかもしれない。しかしそれはルカリオとして強くても襷枠として強いとは思えず、構築全体のパワーが落ちると考えた。
今回のでんきだまは持ち物の取り合いになることが少ないのがまず大きな利点である。
他にもダイフェアリーを押されなければミミッキュに勝てるのも嬉しい。
※D無振りミミへのてっていこうせんのダメージは170~204 なのでダイマには耐えられる
また、そこそこSがあり、速くないロトムやH無振りギャラは命懸けで倒すことができる。受けに強引な削りや、ヒトデナマコ程度なら倒すことも可能。他にも基本的なダイジェット持ちより早く、自主退場により起点にならない。
ダイマへの負担が足りないルカリオに自主退場技はかなり使い勝手が良かった。
ギャラキッスの上からそこそこの負担とダイマ1ターン枯らしが行えるのが非常に強く、徹底抗戦orいのちがけはほぼ全てのルカリオに入れても良いのではないかと感じたほど。
選出のタイミングは初手択の回避や、対面的に立ち回って勝てそうな時。どうしても辛い相手がいて強引に飛ばすときなど。
基本等倍ならほとんど耐えるのでかなり出しやすかった。
特にロンゲ展開にはほぼ初手に合わせて徹底で倒し裏にいのちがけを撃っていた。
中盤に流行っていた弱保ドラパにも投げ+徹底で退場し裏で倒してアドバンテージを取っていた。
長々と語ったが、纏めるとこのルカリオは襷以外でもっとも単体性能が高いと私は思っている。
当初Sを最低限のギャラ抜きまでおとして、ドラパルトの放射媒体ダイバーンを乱数18%、文字媒体で6割程度の乱数で耐える調整をしていたが、ドリュウズが多く出しにくかったため最速にした。(H236-B20-C4-D60-S188)
持ち物の兼ね合いと対面性能の2つをとったのが今回のでんきだまルカリオである。
動かし方はシンプルで投げて倒したり、雑な削りを行い相手と1:1や裏の圏内に押し込むこと。
「しんゆうの」がついている。すぐに命を捨ててしまうが。
選出率は3割くらい。このパーティは平均的にみんな選出していて、ほとんど偏りがなかった。
トゲキッス
持ち物:命の珠
特 性:天の恵み
努力値:H68-C252(↑)-S188
技構成:エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ 草結び
H~10n-1(命の珠ダメ体力当たり最低)
C~特化
S~余り S2↑で最速スカーフサザン+1
珠枠。素早さは正直もっと落としても良かったかもしれない。
だいたいダルマを+2で抜きたいな~くらいに思っていたが、どうせならサザンも抜いておこうとこのラインに設定した。が、活きる場面はほとんど無かった。
一方で耐久方面も不満を感じなかったのでCSに寄せたままでもよいかもしれない。
火力は十分だったが、最終日にカビゴンが多く多少の動きにくさを感じた。
ヒヒダルマ
持ち物:こだわりスカーフ
特 性:ごりむちゅう
努力値:H4 A252(↑) S252
技構成:冷凍パンチ 馬鹿力 地震 とんぼ返り
最速にする理由が同速5割くらいしか思いつかなかったため意地AS。またD振りもサザンドラパの誤魔化しがバンギキッスを絡めて十分にできるため不要と判断した。
耐久に振るのであれば、ギャラキッスのダイジェットを耐える程度まで振りたい。
こいつを絡めてトゲキッスを処理することが多い。
私はこのポケモンを扱うのがそこまで上手ではなく、スイーパーとしてくらいにしか使っていない。
アーマーガア
持ち物:オボンの実
特 性:ミラーアーマー
努力値:H252 B252(↑) A4
技構成:アイアンヘッド ボディプレス 鉄壁 羽休め
サイクルパーツ。ミミ受けだが、このポケモンはミミッキュを受けることは出来ないので毎回お祈りをしていた。しかし、アーマーガアに剣舞ダイホロウでごり押してくるミミは少なく、基本なんとかなったので信用はしている。
ドラパやキッス、ロトムを呼ぶので立ち回りはその辺りを意識していた。
挑発アーマーガアにはダイスチルからTODを狙っていたがほぼほぼ勝てたので、シリーズ2のレギュレーションによる弱体化をかなり感じた。
こいつが減ったからかドリのドリルが体感減っていた。最終日は恐らく1回もドリルを打たれていない。
汎用物理受けやクッションとして優秀であり、あくびカビゴンやブラッキーへの誤魔化しも担ってもらった。
当初、ガマゲロゲと組ませてロトムを初めとする電気をメタっていたが、ロトム以外にあまり強くないことと、巧みダイアークをされると択になってしまうことから解雇した。
バンギラス
持ち物:こだわり鉢巻
特 性:すなおこし
努力値:H236 A252(↑) S20
技構成:ストーンエッジ ロックブラスト 噛み砕く 馬鹿力
サイクルパーツその2。アーマーガアが隙を見せる特殊方面への負担として採用。
鉢巻+通りの良い悪・岩は非常に強力で、特化ヒトデまではストーンエッジで確定2発をとれる。
しかし、受けに対して与える負担は不安定で、主に場荒し程度にしかならない。また、アーマーガアには炎のパンチを持っていても後だしから受けられてしまう。
Sは最初4振りだったが、同族を意識して少しだけ振った。
このバンギラスが活躍するのは、どちらかというと受け相手ではなく普通のサイクル下であり、想定外の火力の押し付けでそのまま勝てることも多かった。
ロックブラストは皮込みのミミッキュに3発(本体に2発)当てたら砂2回と珠+皮ダメでだいたい落ちる。命中が多少安定する岩技としても役に立った。
終わりに
TNルカ
最終日のみTNシールド
ルカダルマキッスドラパから2~3匹、ガアバンギから1匹の対面的選出と、ガアバンギ@1のサイクル的な選出ができ選出画面で択にこそなれ柔軟に対応できたのが良かったです。
ガアが受からない物理(珠ギャラなど)やバンギに勝てる特殊が構築単位で重かったですが、強力なポケモンの寄せ集めでもあるので強引に突破していました。
前期はサボっていたのでとりあえずの結果として最終2桁を目指していました。
次シーズンからは2桁保存ではなく上位を目指して頑張りたいです。
個人的な感想ですが、今作は構築の押し付けあいの様な一面が強く、いままで以上に構築単位での有利不利が大きいように感じました。選出画面で択になったり、勝敗が6~7割決まってると思う場面が多かったです。
ダイマックスは非常に楽しい要素ですが、サイクルをまわせないことが多く場合によっては一方的な試合になってしまうことが多いからかもしれません。私はサイクルが好きなのでもっと構築を強くして、上手く立ち回れるよう精進したいです。
対戦いただいた方ありがとうございました!
質問があればツイッター @Luca448Rio
まで