スペレ使用構築 リオルスター
こんにちは。ルカです。
今回はスペシャルレートの構築記事です。
今期のスペシャルレートはレベル1限定シングルバトル。詳細はPGLを確認してください。
レートの数値としては17半ばと奮いませんでしたが、中々面白い型を多く入れているので、是非お目を通していただけると幸いです。
最高
使用パーティ
意図
クチートがメガ進化のなかで強力だと聞いたので、そこから構築をスタート。
このルールのクチートは、S実数値が6族で、他のポケモンに比べて、素早さの面で1歩劣っている。
個人的に、Sが遅いエースを使うのが苦手なので、S操作を絡めて上からクチートを通したいと考えた。
追い風やトリルはターン制限があり、また、数的不利を負いやすくなるため、あまり魅力を感じなかった。そこで、試合を通してのS操作として、加速バトンを選択した。
しかし、加速バトンが行えるアチャモやフシデがそこまで強くなく、全体的に能力に差がない環境で、上からバトンすることは、エースの負担が増え、結果的に縛られやすく通せないと思い
ニトチャバトンが行え、願い事で後続の負担を軽減できる、ブースターに着目した。
ブースターはステータスが優秀で、貰い火とクチートの相性も非常によい。
また、読まれにくいという点で、相手から見えない勝ち筋を多く拾うことができた。
クチートは環境に多くいるアサナンやミミッキュなどに強い反面、コータスやウインディなどに隙を見せやすく、性能として不安定に感じる面もあったため、別に、もう1匹のエースを採用することにした。
コータスを筆頭とした炎タイプに強く、勝ち筋を押し付けられるポケモンを考えた時に、水タイプで優秀な能力をもち、強力な積み技をもつスターミーを採用。
ここまでで、一定数存在するイーブイ(バトン)に非常に弱かったため、イーブイを完封できる自己暗示ヤミラミ。
エルフーン+ドーブルの並びや、むらっけに対抗するために防塵ゴーグル毒菱ハリーセン。
最後に嫁枠のリオルを左上に添えて、構築の完成とした。
コンセプトとして、同速が発生しやすいためS操作を多くとりいれたり、同速負けしても問題ないようなものを目指した。
個別紹介
リオル
@たべのこし
実数値 11-7-6-X-6-7
技構成
ドレインパンチ どくどく まもる みがわり
目の前の敵に隙を見せにくく、詰め性能も高いどくまも型として採用。残飯で無限にみがまもするために、H個体値を少し下げている。
スペレ初期から環境が動き、からをやぶる等の積み技から全抜きを狙う構築が多くいたため、いたずらどくまもは非常に強力だった。
ブースター
@きのみジュース
実数値 13-7-7-X-7-7
技構成
ニトロチャージ おにび ねがいごと バトンタッチ
構築の要であり、勝ち筋を広くとれる優秀な毛玉。
バトン役を考えた時に、自身にある程度の性能があり、後続の負担を減らしやすいものしたかったため、ねがいごとバトンという唯一無二の性能をもつブースターを採用。
鬼火の枠が、まだ考察の余地があり、相手のクチートやミミッキュ、ガルーラなどを機能停止にできる反面、環境に多い炎タイプに透かされることも、また多かった。
この枠はあくびや攻撃技などに変えても良いと思う。
クチート
@メガ石
実数値 12-8-8-x-7-6
じゃれつくは打ちたい相手に比べ命中が怖すぎたため採用を見送り、バトン後や不意のしばり性能をあげるために剣舞を採用。
いわなだれは最初、岩石封じだったのだが、からやぶコータスに対し同速から高乱数で落とせるいわなだれに変更。
岩石封じも同速負けしてからやぶされたら倒すことができるのだが、不安定だったので思いきって変更した。
スターミー
@オレンのみ
実数値 13-x-7-7-7-7-8
技構成
ねっとう ちいさくなる みがわり リサイクル
間違いなく最強のポケモン。なぜみんなこいつを使っていないのかわからなかった。(私が使うまでPGLに集計される範囲でこの型のスターミーはいなかった)
対面でスターミーを1撃で落とすことができないポケモンは全員起点といっても差し支えなく、アサナンやガルーラですら起点にしてそのまま全抜きができる。
S8から小さくなるがとんでもなく強くて、みがわり+リサイクルで圧倒的な嵌め性能をもつ。
ねっとうは大概のポケモンを等倍で3発以内に落とすことができ、自然回復で不意の毒などにも対応が効く。
たとえば、アサナンは雷パンチを持っていてもスターミーを最高乱数でしか倒せなく、上から小さくなりオレンで回復。みがわりを3回おいてその間に1回よければ安定する。
ねこを食らった場合、雷パンチを耐えないため、みがわりを連打しオレンで回復し、全快から小さくなれば雷パンチ+バレットを2連で当てられない限り起点になる。そもそも雷パンチ個体が少なくアサナンは起点と考えていた。
ブースターが最後まで鬼火で使っていたのはこいつが少し関わっていて、鬼火をいれたらトゲデマルのほっぺすりすりをみがわりが耐えたり、安定して起点にできる範囲が広がるためである。
他にも、コータス対面でみがわりをおけば、スカーフソラビは高確率で耐え、からをやぶるであればみがわり連打で晴れを切らせてワンパンできたり、とにかく強いポケモンだった。
ミミッキュの呪いにたいしても、オレンの回復が勝つため流されないのもグッドポイント。
私のスペレは、このポケモンが入ってからはこいつを通せるかの試合に変わってしまい、シングルでもスペシャルでもやってることが変わらない始末だ。
出せないパーティもほぼなく、とにかく強いのでおすすめしたい。
ヤミラミ
@メガ石
実数値 12-7-8-x-8-6
技構成 はたき かげ 岩石 自己暗示
イーブイメタ。単体性能を考えたときにはたきと岩石がほしいと思い、不意をいれると範囲が残念になるので影打ちを採用した。
特に語ることはないが、イーブイをぼこぼこにしてくれたので採用してよかった。
ハリーセン
@防塵ゴーグル※すいすい
実数値 13-x-7-6-7-7
技構成
ねっとう あまごい でんじは どくびし
威嚇個体をもっていなかったためすいすい。コータス入りをわからせることができ、むしろすいすいでよかったかもしれない。
ピンポメタとして採用したつもりだったが、わりとメタ対象以外にもだせた。
毒菱はこのルールだと2回撒かなければメタとして不十分なのがよくなかったが、それでも相手に寿命をつけることができ、ヤミラミと合わせてむらっけに負けることは少なくなった。
ドーブルの胞子を意識してゴーグル。ゴーグルをもつことでドーブルに電磁波をいれたあとにクチートで神速を耐えしばることが可能。挑発なども捨てがたいが今回は採用しなかった。
エルフーンに挑発されても、胞子にあと投げすれば初戦は安定して働けるが、再戦では交換読み太鼓の択になる。幸い負けたことはない。
ただ、太鼓やジオコンをするドーブルがむらっけで、麻痺をいれても普通に負けたりするので、ドーブルに対しては思ったよりメタになれなかった。
太鼓むらっけを使う人には命中とSが下がる呪いをかけることで対策する。
まとめ
18から数戦するくらいを目標にしていたが、そもそも遊ばせてもらえなく、マッチング時間が長すぎて続けることを断念した。
スペレで勝ちを真面目に追うのははじめてで、スペレ勢はすごいと感じた。
スペレ初心者で右も左もわからなかったところに、たくさんの助言とトゲデマルをくれたきゅあぺこさん、ありがとうございます。
QR
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-47DC-A8C1
おわりに、いままで使ったパーティの簡易紹介と意図をおいておきます。
リオル@はちまき
パル@たすき
デマル@ジュース
ガル@メガ
ムドー@飛行Z
ドーブル@オレン
太鼓ドーブルが強いと思って、ステロで頑丈されずに追い風できるムドー。ガルのねこも強いと思って、猫ガルと行動保証ボルチェンでねこを稼げるデマル。なんか強そうなパル。パルから鉢巻まねっこ爆発したくてリオル。通ったことは一度もない。
デマル→ブースター
ガル→クチート
ガルが弱く、デマルも麻痺からメタグロスごっこするだけで不安定だったためブースタークチートを採用。
パルリオルが通らなかったため、きゅあぺこさんの助言もあり、リオルを残飯ビルドレに変更。まぁまぁ強かったが、ミミッキュに怯えていた。
スカーフが多かったコータスが、からをやぶり始め、それに対し隙が多く伸び悩む。
パル→ナッシー@超Z
ドーブル→ルチャ@印
相手のアサナンやデマルにムドーが好き放題されるのが腹立たしく、印投げルチャでそいつらを対面から全員倒した。
またルチャがはいることでリオルの役割が曖昧になり、よく使っている天候リオルをレベル1にして使用。
持ち物はあついいわ。晴れいのちがけ吠えるバレット。
ナッシー→スターミー
ルチャ→ハリーセン
ナッシーが成長を覚えないため、エースとしての抜き性能があやしく、コータスメタとしてもそこまで強さを感じなかったためすぐに解雇。
炎タイプに構築が薄すぎると反省し、水タイプをさがしていたらスターミーを見つけた。
天候操作の必要がなくなり、無難につよい毒リオルと、むらっけにぼこぼこにされるのが嫌でハリーセンを採用していまの形になった。
おわり