【構築記事】でんきだま投げつけるルカリオ+オニゴーリ2156達成構築【USM2100】
初めまして、ルカです。今回、USMのS7にて自身最高レート2156&最終30位以内を達成したので、記事を書くことにしました。
最終レート
パーティ紹介
ルカリオ :@電気玉
投げつける/毒々/吠える/岩封じ
オニゴーリ :@残飯
守る/身代り/フリドラ/零度
ジャローダ :@襷
リフスト/睨み/身代り/蛇睨み
ボルトロス(霊):@スカーフ
10万/ボルチェン/めざ氷/サイキネ
意図せぬ起点作りで隙をつくりだし、オニゴーリで嵌めて全抜きを狙う構築。
オニゴーリの裏エースとして補完のよいメガギャラドスを採用し、ゴーリとメガギャラの2つを主な勝ち筋として試合を組み立てる。
個別紹介
ルカリオ
持ち物:でんきだま
性格 :ようき
努力値:H236 A4 B4 D12 S252
実数値:H175 A131 B91 Cx D92 S156
技構成:なげつける どくどく ほえる がんせきふうじ
──単体考察記事
lucagori.hatenadiary.jp
最速H16n-1余りDL調整。耐久は物理だと補正無しグロスの地震が中乱数、特殊だとテテフの無補正PFサイキネを耐えるくらい。
不一致抜群なら大体一発耐えることが可能。
テテフの補正無しサイキネを耐えるので、ルカリオが上をとられるサイキネは耐えて投げつけることが可能。
ルカリオの上を取る且つルカリオを一発で瀕死にすることが出来るテテフは拘っている(控えめスカーフ、最速眼鏡)なので、後述するメガギャラドスが安定する。
ルカリオというと中速低耐久でメガなしでは使えないという印象があるが、電気玉を投げる上では耐久火力がないことの方が有利に働きやすい。
なぜなら、投げ後の一発で即退場が可能であるから。
投げ→退場→ゴーリの流れをスムーズに行うことができ、相手に起点回避の隙を与えにくい。
また火力がないので相手に負担を与えない→場に残していても起点にしたいポケモンを落とさないことが可能である。
麻痺後、ルカリオを起点にしようと竜舞等を打たれ続けたとしてもそれを岩封で打ち消しつつ相手は落とさない、という動きをするには火力が低い方が都合がいい。吠えるで流すことも可能。
吠える岩封の起点回避性能+低耐久による迅速な退場が電気玉ルカリオの最大の利点である。
また、挑発で止まらない麻痺撒きであることも良い。
逆に、電気玉ルカリオの欠点としてはSが低いことがあげられる。補正無しアーゴヨンの大文字程度であるなら乱数で耐えることが可能だが、最速リザなどには行動前に落とされてしまうため、選出の際は気をつけたい。
オニゴーリ
持ち物:たべのこし
性格 :おくびょう
努力値:H172 B12 C36 D36 S252
実数値:H177 Ax B102 C105 D105 S145
最速H16n+1(体力に対しての残飯回復量最大。残飯込み悪あがき5回)DL調整。H252ギャラをC2↑で確定。
HS以外はどこに配分しても大差ないので努力値が振りやすい数値にした。
言わずと知れた害悪型。
私のパーティは殆どのポケモンをこのポケモンで見ており、誇張抜きで選出率は95%を超える。
2ウエポンの候補は、息吹、フリドラ、零度、挑発、地震、金縛り、恨みなどが挙げられるが、個人的にはフリドラ零度が最も安定すると思う。
地震のメリットとして、鋼打点やバシャ、ルカリオ、メガゲンガーへの安定打点というのが挙げられるがA上昇してようやく役割が持てる程度である。
大体の対策ポケモンは、まだ十分に能力が上がっていない時にだされるので火力が圧倒的に足りない。
であるなら、ハッサムその他耐久型の強引な突破が可能な零度の方が優先度が高い。
そもそもゴーリの役割として低速サイクルの破壊が挙げられるので、零度は切れない。
氷打点はフリドラか息吹だが、息吹はPPが最大でも16と心許ないので、氷ワンチャン&範囲も取れるフリドラを選択。PPは最大32。
ミラーに強くなれるという利点が息吹にはあるが、それ以外ではフリドラの方が優れていると感じる。
運用のコツは、とにかく施行回数を稼ぐことを心掛けることだ。
常に負け筋と隣合わせのポケモンであり、守るという技の性質上大量の択が産まれるので、立ち回りには細心の注意を払いたい。
選出誘導力が非常に高く、ゴーリガンメタの選出をされ結果的に他が通る、ということも多々ある。
よく呼ぶポケモンとしては、ルカリオを始めとしたハッサムハガネール等のメガシンカ鋼。
バシャーモリザを筆頭に、殴りながらSが上がるタイプのポケモン。
呪いや滅びの歌、毒菱、吹き飛ばし
などのゴーリに強い補助技持ち。
ゴーリ側から割りにくい身代り持ち(エンテイドラン)
聖なる剣やその他必中技持ち
音技持ち
連続技持ち
しかし、実はこの全てにオニゴーリは勝つことが可能である。
最も面倒なのは滅びや呪い等、補助技での対策。その次はエンテイなどのプレッシャー身代り守る。
しかしその他はよくてゴーリと対等であり、むらっけ次第で簡単に有利になる
たとえば音技持ちはD回避上昇&零度の勝ち筋があるが、負け筋はD↓のみ、とこちら有利の勝負が可能。
必中技は麻痺があれば身代り守るが安定。なければ零度を撃って外れれば裏に引く。
カミツルギはランク補正なしのフリドラで確定2なので身代りが残っていれば基本負けない。
このように、相手の対策枠によってはそれを貫いて全抜きするだけのポテンシャルを持ったポケモンである。
ギャラドス
持ち物:ギャラドスナイト
性格 :ようき
努力値:H36 A220 S252
実数値:H175 A173/203 B99/129 Cx D120/150 S146 (メガ前/メガ後)
H16n-1最速あまりA。
耐久振りのミミッキュに止められることが非常に多く、アイアンヘッドを搭載したメインウエポン切りメガギャラドス。
キバはマンダを見るために必須。地震はグロス、ゲンガー、ルカリオ、コケコ、ギルガルドと打ちたい相手が多く切れなかった。
メインウエポンを切ったため、リザYやカグヤへの有効打点がなくなったが、アイヘのお陰で強引にレヒレを見れたり、ミミを見ても1舞で安心出来る。
威嚇と耐性で強引に舞って始めて強いポケモンなので、舞にくいパーティには通しづらさを感じた。
ミミッキュ
持ち物:ミミッキュZ
性格 :いじっぱり
努力値:H4 A252 S252
実数値:H131 A156 B100 Cx D125 S148
技構成:かげうち じゃれつく でんじは つるぎのまい
ASぶっぱ残りH。
起点役兼抜きエース。
ゴーリと組んでいるミミッキュであった為か剣舞への警戒が薄いことが結構あり通しやすかった。
皮を盾に電磁波を撒いてサポートをしたり、一貫があるときや辛い相手を剣舞Zで積極的に抜いていった。
ゴーリガッサ対面や、ガルーラ対面での引き先としても安定し、引いた後も確実に役割をこなす万能なポケモン。
呪いは強すぎて、相手が起点にならず弱かったので採用は見送り。
ジャローダ
持ち物:きあいのタスキ
性格 :おくびょう
努力値:H68 B188 S252
実数値:H159 B139 C85 D114 S181
技構成:リーフストーム やどりぎのたね みがわり へびにらみ
──単体考察記事
宿り木効率意識でHを削りその分全てBに回した。
ここまで耐久を降るとステロ込みで特化ドリの鋼Zを乱数耐えしたり、キノガッサに強くでられる。ミミの影打ちで身代りが割れないなど様々な利点がある。
しかし役割は起点作りであるため、行動保証を持つためにタスキもち。
耐久振りが活きる場面は多く、間違っていなかったと思っている。
テテフのPFサイキネでタスキまで削られたら眼鏡と分かる。
蛇睨み+宿り木身代りで自身の全抜き性能を高めた。
実際こいつが3縦する試合も多く、かなり強いと思っている。
また身代りを残して突破出来るため、その身代りを盾に後続に麻痺を入れることが出来非常に扱いやすかった。
睨み→宿り木→ゴーリで身代り連打
の動きがかなり強力。
こいつが電気タイプを誘うため、ルカリオの刺さりが悪くなった。
構築の動かし方
ルカゴーリギャラ
このパーティの基本選出。
起点+エース+補完エースの並び。
麻痺を最も活かせるポケモンはゴーリだと思っている。
予期せぬ方向からの麻痺撒きは非常に強く、持ち前の低耐久を活かして起点回避をさせず嵌めることが可能。
またゴーリに強いポケモンはギャラに弱いことが多くゴーリギャラ並びは非常に優秀だと感じた。
ミミジャロゴーリ
初手のジャロが通りにくい時にミミで麻痺をまいたり突破し、裏のジャロで再び起点を作りながらゴーリを通す
ジャロゴーリミミ
ジャロで起点を作ったあとにゴーリを通す。この選出は、相手にガルやガッサがいるときに積極的にした。同時にもっとも選出したパターンでもある。
ジャロゴーリギャラ
ボルトミミゴーリ
相手にゲッコウガバシャやゲンガーが同居していたら